住職ご挨拶  2021.1.1  平和の象徴の牛は健やかに大地を踏みしめて前進する
 
   

天王寺住職
柴田 聖寛
   

 新年おめでとうございます。皆様にとって素晴らしい一年でありますようお祈り申しあげます。
今年は牛の年に当たりますが、馬は神馬とも呼ばれ戦争の象徴であるのに対して、牛は聖牛ともいわれ、平和の象徴であります。お釈迦様のゴーダマという言葉は「特に優れた牛」という意味があります。牛のように平和な年であり、世界が健やかに大地を踏みしめて前進することを祈願してやみません。

 とくに、今年は「伝教大師1200年大遠忌」にあたることから、私なりに伝教大師様について書いてまとめたいと思っています。さらに、会津天王寺を創建された天台宗の僧観裕は、第58代光孝天皇の皇子とも伝えられ、30歳のときに行基作の11面観音像を背負って都を離れ、菩薩のお導きによって会津高田の地を選んだともいわれます。
 その故事にちなみ、会津天王寺55世である私の手で、僧観裕の遺徳を偲び、光孝天皇の歌碑を建立したいと思っています。
 昨年は新型コロナもあって、どこにも出かけられませんでしたが、牛のようにどっしりと、一歩一歩踏み固めていく所存ですので、何卒ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。 合掌

   
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