梟(ふくろう)の由来は、根源を鎮護国家道場　総本山比叡山延暦寺根本中堂の守護、梟に起源を発するといわれております。
　梟は、悪除・魔除・盗難除・災難除・厄除のご利益があるといわれ、転じて「苦労せず」との意味もあるといわれております。
　当山会津天王寺の梟は、第55世聖寛大阿闍梨が比叡山に入山して、師が滋賀県の霊峰伊吹山中において77日の荒行中に梟を感得したものです。
　また、観音悔過法37日修法中にも梟を感得したもので、その際、お姿を現され、『観音菩薩「みちのく安穏」のため、わが姿を写し取り、角角に建立並びに張り出さならば、その安穏を守護する』とおおせになったものです。
　以来、不思議なことに梟が当堂に住みついております。
　この霊験あらたかなる梟を、多くの方に福を呼ぶお守りとして奉賛されたく、ここにご案内申しあげるものです。
　なお、当御守梟は、会津の職人さんが1個ずつ孟宗竹の皮だけを使用して手作りで作っており、他所では入手できません。
　なお、梟は当山にて所願成就のご祈願を済ませております。

　大きさは、一番大きなもので17〜18cm、一番小さいものは４�p前後です。なお、特大から中までの梟は貯金箱にもなっております。
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